アーティストを好きになるきっかけは様々だと思うけど、大半は「曲がかっこいい」とか「歌詞がすごくいい」といった事を感じるに尽きると思う。ただ「目で見て興味をそそられた」ってことも十分にあり得ると思う。
個人的にこの曲はそれに当てはまるものかなと。当時高校生だった僕が、アルバイトに明け暮れながら「学校なんて行ってもしょうがない!」と中二病をこじらせて(笑)、ずーっと何かモヤモヤした気持ちのを抱えた中で、この曲のPVをYoutubeで目にした。
2000年代に大ブレイクしたポップパンクバンド、Good Charlotte(グッド・シャーロット)。アメリカ出身で、双子の兄弟 ジョエル(Vo) と ベンジー(Gt) を中心に活動してるバンドです。
なんともウニのような頭で、パンク界では“スパイクヘア”とか言いますが、当時、この頭をしていたギターのベンジーがこのうえなくかっこよく見えた!!しかも全身黒スーツで黒ネクタイ、黒サングラス…。
分かりやすい4拍子から曲が始まり、まあまあな反抗的で挑発的な歌詞で。
金持ちやセレブを皮肉るようなストーリーですが、パンクロックの特徴である“反骨心”がむき出しで、当時陰キャで周囲に馴染むのが難しかった(笑)、自分の背中を押してくれているように感じたな。
パンクロックってハードで怖いようなイメージがあるかもしれないけど、この曲はとってもキャッチーで聴きやすい。でもちゃんと歌詞も含めて曲自体にパンチがあって、わかりやすい音楽になっているから、結構響いてくれる人はいるんじゃないかな。
「いつか絶対ライブ見たいなぁ」と思っていたけど、思ったよりそれは早く実現することになる…。2003年の“サマーソニック”で来日するとの情報を掴み、チケットを確保し実家から大阪まで友達と見に行きましたね。思えば本格的なライブ参戦はそれが初めてで、サマーソニックは今年の2025年も含めて毎年参戦しています!
ただ帰ってきて1週間、熱中症で寝込んだのもこの時が初めて(笑)
【発表時メンバー】
◆ジョエル・マッデン/ボーカル(弟)
◆ベンジー・マッデン/ギター・ボーカル(兄)
※ちなみにジョエルとベンジーは双子!ベンジーはハリウッド女優、キャメロン・ディアスの旦那さんで、曲によってはジョエルの代わりにボーカルを担当することもあります。
◆ビリー・マーティン/ギター
◆ポール・トーマス/ベース
◆クリス・ウィルソン/ドラム(現在は脱退)
【ちょっと心に響いた歌詞一節】
Lifestyles of the rich and the famous/裕福な有名人のライフスタイル
They’re always complainin’ Always complainin’/奴らはいつも文句ばっかり言ってる
If money is such a problem/もしカネがそんなに問題だったら
Well, they got mansions.Think we should rob them/連中の家に俺たちが盗みに入ってやろうぜ!