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Green Day – Basket Case

パンクロックを世界に広めた伝説的バンド、Green Dayとは?

洋楽にあまり詳しくない方でも、一度はGreen Day(グリーン・デイ)という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?もしくはたとえ、バンド名を知らなくても「ん?この曲どこかで聞いたことあるな?」と思うのではないかと…
90年代から2000年代にかけて世界中で爆発的な人気を誇り、今もなお第一線で活躍するパンクロック界のレジェンド。今回は、そんなGreen Dayの魅力をご紹介しましょう。


1. シンプルでキャッチーなメロディ

Green Dayの楽曲の特徴といえば、シンプルで覚えやすいメロディライン
初めて聴いた人でもすぐに口ずさめるキャッチーさが魅力です。ギターリフやドラムのリズムもストレートで、難しいことを考えずに楽しめるのが最大のポイント。

元々、パンクロックは演奏的にも難しいことはせず、「下手でもいいから自分たちのやりたいようにやって、言いたいことを言おうぜ」といった”DIY精神”があるので、テクニックを磨くよりかはシンプルな演奏で曲を作るイメージですね。それでも不思議なことに、彼らの曲は耳に残り非常にカッコイイんですよね。


2. 社会や若者の感情を代弁する歌詞

Green Dayの曲の歌詞は、ティーンのおバカソングや恋愛ソングにとどまりません。
年代やアルバムごとにバンドは成長を遂げ、アメリカ社会やメディアを痛烈に風刺した曲や(「American Idiot」⇒直訳すると「バカなアメリカ人」)、誰しも感じたことのあるような孤独や葛藤を描いている曲もあります。(「Boulevard of Broken Dreams」)。

やはりこの辺りは、等身大の若者の気持ちを代弁するような歌詞となり、バンドの成長と共に、それらを聴いていた若者が大人へと成長していく自分の姿を重ね、昔からの共感がずっと続くことが多くのファンの心を掴んでいると思います。


3. 爆発的なライブパフォーマンス

Green Dayのライブはかなりエネルギッシュ。
ボーカルのビリー・ジョー・アームストロングは観客を巻き込む天才で、稀代のエンターテイナー。観客が一体となってシンガロングする光景は圧巻です。演奏もパワフルで、アルバムで聴く以上の迫力を体感できます。


ライブの中盤で毎回、「ギター、ひける?プレイしたい?」と聞いて手を上げたお客さんをステージにあげて弾かせたりと、他のミュージシャンがやらない演出をやったりします。

僕も過去、彼らのライブ行った時に手を挙げてみましたが指名されませんでした(笑)いいなぁ…これは一生の思い出だよなぁ…

4. パンクロックを世界的なムーブメントにした存在

90年代のアルバム「Dookie」で一気にブレイクし、パンクロックをメインストリームに押し上げたGreen Day。
彼らがいなければ、今のポップパンクやエモシーンは存在しなかったかもしれません。そう、何を隠そう僕がリアルタイムで体験して大好きになった、Blink-182Sum 41といったバンドにも大きな影響を与えています。


5. 進化し続ける姿勢

デビューから30年以上経つ今も、Green Dayは進化を止めません。
アルバムごとに音楽性や言論を変化させながらも、“Green Dayらしさ”は失わない。その姿勢が長年ファンを惹きつけている理由です。


まとめ

Green Dayの魅力をひとことで言えば、
「シンプルで共感できる音楽を、圧倒的なエネルギーで鳴らし続けるバンド」
初めて聴く人も、昔からのファンも楽しめる普遍的な魅力を持っています。

もしまだ聴いたことがないなら、まずは本曲からどうぞ!
きっとパンクロックの楽しさが伝わるはずです。

ABOUT ME
しまひろ
日本生まれ湖国出身現在41歳。 元音楽学校出身のベーシスト、ライブ好き。 “あの頃、僕らは若かった” 夢中になった、あの時代の洋楽(主にロック)を現代に再普及すべく執筆中。