紹介楽曲一覧

Måneskin – ZITTI E BUONI

マネスキン(Måneskin)の魅力とは? 世界を熱狂させるイタリア発ロックバンド

近年、世界のロックシーンで一気に注目を集めているバンドといえばやっぱりMåneskin(マネスキン)になるのかなと。
2021年に「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(ヨーロッパの音楽コンテスト)」で優勝してから、その勢いは止まることを知りません。
自分が好きなバンドや、ロック史を見ても珍しい、イタリア・ローマ出身の彼らがなぜここまで世界を熱狂させているのか、その魅力は何なのでしょうね。


1. 圧倒的なカリスマ性

まずは一点目、ボーカルの ダミアーノ・デイヴィッド の存在感たるや、ステージに立った瞬間から一線を介します。
力強さとセクシーさを兼ね備えた歌声はもちろんのこと、挑発的なパフォーマンスや自信に満ちた佇まいが「新世代のロックスター」として世界中で支持されていると思います。僕の感覚なんですが、いわゆるちょっと昔の“華やかだったロックの時代”の匂いがするんですよ。メイクの影響かもですが、デヴィッド・ボウイとかモトリークルーとか見た目にも分かりやすい人を引き付ける魅力っていうか。見た瞬間、「何これカッコイイ!」的な。そこにザクザク鳴ってるギターリフ響いてて音楽的にもカッコイイと。人気出ないわけないなー、と思うわけです。


2. クラシックロックと現代性の融合

マネスキンのサウンドは、70〜80年代のクラシックロックを思わせるギターリフやベースラインを軸にしつつ、現代的でポップなアレンジが加えられています。
そのため、ロック好きだけでなく、普段は洋楽をあまり聴かない若い世代にも「聴きやすい」と感じさせてスッと耳に入ってくる魅力があります。彼ら自身の口から、影響を受けたアーティストの名前に「レッド・ツェッペリン」や「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」が出てくるくらいですから。


3. ファッションとメッセージ性

彼らは音楽だけでなく、ファッションアイコンとしても注目を集めています。
ジェンダーを超えた衣装や挑戦的なスタイルは、ロックバンドの枠を超えてカルチャーシーンに大きな影響を与えています。特にベースのヴィクトリア・デ・アンジェリス(女性)はライブの時になんと、トップレスで演奏します!(今はもうやめたかな?)本人曰く、「女性の体がいつも性的消費の対象になることへの反発だ。本当は乳首さえ出していたい」と話しています。実際、サマーソニック2022で見た時はトップレスシールが剥がれて胸があらわになってましたが(笑)、不思議と変な気持ちになるわけではなく、ただただ「ロック」でかっこよかった!
この人、自身もバイセクシャルをオープンにしていますし、「自分らしく生きる」ということを体現する姿勢が、世界中の若者の共感を呼んでいるのだと思います。


4. ライブの熱量

YouTubeやSNSでライブ映像を見るとわかるのですが、マネスキンのステージはとにかくエネルギッシュ!
観客を巻き込む一体感、全力でぶつける音とパフォーマンスは、一度体験すると忘れられません。サマーソニック2024ではヘッドライナーになって帰って来てくれましたが、最初っから最後まで、1ミリも手加減せず突っ走りまくってて、ほんっとに素晴らしいライブでした
まさに「ライブで真価を発揮するバンド」です。


まとめ

マネスキンの魅力は、

  • カリスマ的なボーカル
  • ロックの伝統と現代性を融合した音楽
  • ファッションを通じたメッセージ性
  • 圧倒的なライブパフォーマンス

これらが組み合わさり、世界中のロックファンを惹きつけています。
彼らの存在は「ロックはまだまだ進化できる」と証明しているのかもしれません。

Rock is not Dead!!これからのマネスキンの活動からも、ますます目が離せません。

ABOUT ME
しまひろ
日本生まれ湖国出身現在41歳。 元音楽学校出身のベーシスト、ライブ好き。 “あの頃、僕らは若かった” 夢中になった、あの時代の洋楽(主にロック)を現代に再普及すべく執筆中。