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Red Hot Chili Peppers – Can’t Stop

Red Hot Chili Peppers!!世代や国境を超えて愛される理由とは

「なんか最近よくバンドTシャツ着てる人見るなぁ」とか思ってたら流行ってるのね。GAPなんかが出してたりして。ちょうどお店で見かけたので今日はこのバンドを取りあげます。

世界中で人気を誇るロックバンド Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/通称:レッチリ)
1980年代に結成されて以来(意外と歴史あり)、ロック、ファンク、ヒップホップ、パンクなど多彩なジャンルをミックスした独自のサウンドで、常に音楽シーンの最前線を走り続けています。

今回は彼らの魅力を紹介していきます。


1. ロックとファンクを融合させた唯一無二のサウンド

レッチリがレッチリという唯一無二のバンドであり、の最大の特徴は何と言ってもファンクのグルーヴ感ロックのパワーを見事に融合させたサウンドかと思います。
ベーシストの フリー(Flea) が奏でる跳ねるようなベースラインはまさにバンドの心臓部。そこにアンソニー・キーディスのラップや歌、ジョン・フルシアンテの情熱的なギター、そしてチャド・スミスの力強いドラムが重なり、唯一無二の音楽が生まれます。

僕自身、ベーシストなのでフリーの凄さというか気持ちよさというか、他のベーシストと同じようにあのスラップやグルーヴに引き込まれまくった一人です。レッチリは名曲がめちゃくちゃありますが、どれもフリーとチャドのリズム隊の力が凄いんですよね。個人的には「Give It Away」や「Suck My Kiss」「By The Way」「Aeroplane」「Stone Cold Bush」なんかが大好きです。どの曲もその重厚なグルーヴに一瞬で引き込まれるはずです。


2. 幅広い世代を魅了する名曲の数々

レッチリはヒット曲の宝庫。正直1曲に絞って書くことなど到底不可能!!(笑)
アルバムとしては90年代の名盤『Blood Sugar Sex Magik』や『Californication』からは「Under the Bridge」「Scar Tissue」「Californication」などが生まれ、世界中で愛されています。

レッチリはグルーヴの効いたカッコイイ曲も多いですが、メロディが美しかったり切ない歌詞だったりといった曲もありで、ロックをあまり聴かない人にも届く名曲が多く、上記はそんな曲たち。僕が最初に聴いた時には、優しく抱きしめてくれているような印象を受けました。
激しい曲からバラードまで、聴く人の気分や世代を超えて楽しめる懐の深さが魅力です。


3. 圧倒的なライブパフォーマンス

レッチリといえば、ライブ!
メンバーが全身で音楽を楽しむ姿は観客を巻き込み、会場全体が巨大なグルーヴに包まれます。特に始まりは楽器隊のジャム(楽譜や曲など決まったアレンジにとらわれず、ミュージシャンがその場でひらめきを得ながら演奏をする即興演奏(ジャミング)のこと)からこの曲に入ることも多く、過去ライブで体験しましたがめちゃくちゃカッコイイすよ!

フリーのメロディアスなベースライン、チャドのシンプルなドラムセットから繰り出される圧倒的なグルーヴ、ジョン・フルシアンテの魂のこもった咽び泣くようなギター…。最後にアンソニーが満を持して出て来て歌うこのスタート!もうのっけから鳥肌モンです。
一瞬でその場にいる人すべてを音楽でつなぐ圧倒的なライブ体験こそ、レッチリが愛され続ける理由のひとつです。


4. 進化し続けるバンド

結成から40年以上経った今も、レッチリはまだまだ止まらない。
メンバーの入れ替えを経ても進化を続け、2022年には再びジョン・フルシアンテが復帰し、ニューアルバムをリリース。

長いキャリアの中で変化しながらも、自分たちの音楽の核を失わない姿勢は、多くのファンにとって希望のような存在です。


まとめ

Red Hot Chili Peppersは、

  • ファンクとロックを融合させたサウンド
  • 世代を超えて愛される名曲の数々
  • 圧倒的なライブパフォーマンス
  • 進化を止めない姿勢

この4つを兼ね備えた稀有なバンドです。
まだ聴いたことがない方は、是非、まずはこの曲から聴いてみてね。きっともっとレッチリの世界に引き込まれるはずです♪

ABOUT ME
しまひろ
日本生まれ湖国出身現在41歳。 元音楽学校出身のベーシスト、ライブ好き。 “あの頃、僕らは若かった” 夢中になった、あの時代の洋楽(主にロック)を現代に再普及すべく執筆中。