初めて彼らと出会ったのは、地元の行きつけのCDショップだった。
地方のCDショップでありがちな、流行りの「売れる」音楽が前面に押し出されるCDショップが多い中、比較的洋楽が充実している、地方では珍しいCDショップだったので行きつけになるのには時間はかからなかった。
視聴コーナーで見かけたジャケット。「なにこのアルバム?ゾンビ?」と気になって手に取ったのは彼らのセカンドアルバム“Does This Look Infected?”であり、再生ボタンを押した瞬間、当時高校生の僕はわかりやすく言うとブッ飛んだ。
「超かっこいいやん!なんじゃこりゃ!?」
昔から、かっこいいアルバムジャケットに惹かれて購入する、いわゆる「ジャケ買い」という言葉はあったものの、その時に関しては「ジャケ+音楽性」で惹かれてすぐさま購入。
改めて家に帰って聞くと…
「うむ…かっこいい…かっこよすぎる!イントロのギターかっこいい!」
当時、聞きやすいキャッチーなメロディーにパンクっぽい音楽要素が入った、いわゆる“ポップパンクムーブメント”(たぶん人によっては“メロコア”とかジャンル分けする人もいると思う)が起こっていたと勝手に思っていたが、僕の中の始まりはSum41だったりする。
「エネルギーを持て余した悪ガキが、田舎でやることもないから好きな仲間と集まって、ガチャガチャバンドをやり始めてみた」みたいな感じが、当時の田舎にいた自分と重なり、カルチャー的な部分からも彼らを好きになるのに時間は全くかからなかった。
おそらくこのアルバム、5万回は再生したんじゃなかろうか(笑)
非情に残念ながら、Sum41は惜しまれつつも2025年1月に地元カナダ・トロントでのライブを最後に解散。。。幸運なことに、前年2024年の最終日本ツアーには参加できました!(コチラはまた別の機会に執筆予定)
とにかく、僕はここからの“ポップパンクブーム”に大いに感化され、どんどん深みにはまっていくのであった…!
【発表時メンバー】
◆デリック・ウィブリー/ボーカル、ギター(元アヴリル・ラヴィーンの旦那さん)
◆デイヴ・バクシュ/ギター
◆ジェイソン・マクキャサリン/ベース
◆スティーヴ・ジョクス/ドラム
【ちょっと心に響いた歌詞一節】
I feel I’ve come to realize/俺にもわかってきたのさ
How fast life can be compromised/人生ってものがいかに妥協ずくめかってこと
(ソングライターのデリックはこの時22歳位!そんな若いのに、こんなこと言うなんてなんか悲しい(笑))
これはCTAサンプルです。
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